2011年5月アーカイブ
1日目、各島の港から中学2、3年生15名が乗船。
どの島でも大勢の保護者や先生たちが見送りを
していました。宝島や小宝島は早朝の出港でしたが、
口之島や中之島では、お昼すぎの乗船になりました。
途中、天候や海面が安定しているとのことで、
初めて見る計器やレーダー画面、操縦装置に
生徒たちも少し興奮気味。
2日目、長崎に向けて出発。熊本から島原には
高速フェリーで渡りました。長崎市内に到着後、
平和祈念公園で千羽鶴を奉納。原爆資料館を見学
した後、3つのグループに分かれての自主研修へ。
雨の中での移動で大変でしたが、なんとかゴールの大浦天主堂に到着。
夕食後、被爆体験者の方から貴重な当時の話を聞くことができました。
3日目は福岡に移動し、 九州国立博物館、太宰府天満宮とまわったあと、
明太子づくり。調味料を工夫して自分だけの「オリジナル明太子」が完成です。
また、ヤフードーム近くのトリックアートミュージアムを見学しました。
ジェットコースターやアトラクションで楽しみました。
そして、帰りは「九州新幹線さくら」。博多から鹿児島
中央まで約1時間半。びっくりするほど速くて静かです。
夕方、フェリー乗り場で「解団式」をしました。
生徒たちはとても満足した表情でした。
今回の修学旅行は、忘れられない思い出となる
でしょう。また、島の仲間とのつながりも、さらに太く強くなりました。
子どもたちの成長とこれからの頑張りに期待しています。
なお、旅行中、多くの方から差し入れをいただきました。博多でホテルにお菓子と文房具を届けてくださった小宝島関係の方、ジュースなどの飲み物を十島建設様から、たくさんのケーキを持ってきてくださった宝島関係の方、諏訪之瀬島関係の方からは鹿児島市のお菓子など、この場をお借りして心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また、日頃から島の子どもたちのことを気にかけてくださっている方々、応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
21日(土)のフェリーで悪石島小中学校からプレゼントが届きました。届いたのはタケノコ。素敵なメッセージカードも同封されていました。早速,児童生徒みんなで分けて持って帰りました。
それぞれの家でお味噌汁に入れたり,タケノコご飯にしたりしておいしくいただきました。みんな大満足!!本当にありがとうございました。
迷彩服を着た人が3名。
不思議に思っていると、向こうから
あいさつに来られました。
北熊本から仕事で来島した自衛隊の方でした。
「中学生に話をしていただけませんか」とお願い
をしたところ、快く引き受けてくださいました。
自衛隊での訓練、仕事の内容や入隊の動機
など、生徒の質問に丁寧に答える隊員の方の
姿が印象的でした。
東北の震災直後、現地での支援活動に従事。
熊本に戻ったあと、小宝島へは災害時の対応に向けた調査
に来られたとのこと。
島外の人から仕事の話などを聞く機会の少ない本校の中学生
にとって、たいへん貴重な経験となりました。
また、放課後は校庭の除草作業や子どもたちのサッカーの
相手もしていただきました。
「そろそろかな」と感じさせる雰囲気。
と思っていると、すぐそこに、、、。
(場所は校舎の近くの学級園)
棒を持っているのは国語の先生。
木の枝の上のものを地面に落とし、
頭部をおもいっきりたたきました。
動かないことを確認したあと、
しっぽをつかんで遠くの草むらに「ポイ」。
ちなみに、小宝島にいるハブは奄美大島などにいるハブとは
少し違います。トカラハブといわれ、ふつう白っぽい色です。
黒っぽいものは数が少なく、なかなか見ることがありません。
毒も弱く、噛まれても適切な処置をすれば命を落とすことは
めったにありません。「これまでに3回噛まれた」という人も。
本日のハブ。(この日は他にもう1匹いました。)