「小数のわり算」のうち,「あまりがある場合」
の計算の仕方について学びます。
これまでの学習をもとに,計算によって出た
「あまり」について検討していきますが,
今回は「解き方を教える」のではなく,
「解き方を考えて見つける」授業なのです。
とはいっても,教室には児童が1人。
他の人の意見や発表を聞くこともできません。
図をかいて考えているうちにつまづいてしまい,
なかなかうまくいきません。時間が過ぎていきます。
見ている方は,もう解き方を教えた方がいいような
気がしてきました。
しかし,先生は粘り強く児童の思考を支えます。
そして,数々の先生の絶妙な支援によって,
とうとう解決方法を見つけました。
児童の顔 がぱっと明るくなりました。
自分で見つけた解き方を発表し,
最後は自分の言葉で「まとめ」を書きました。
授業後,満足した表情の児童に,先生が笑顔で答えていました。
今回は,児童が自分で考えることの大切さを改めて考えさせられた授業でした。
先生,お疲れさまでした。