2012年10月アーカイブ
今日の午後,学校農園でサツマイモの
収穫をしました。
昨年は日照りや塩害の影響でゼロに
近い収穫でした。
今年はどうなのか,少し心配でした。
農園に到着,それぞれの担当を決めて開始。
畑の土が予想以上にかたく,かなり力を入れて
掘り起こしました。
芋掘り初体験の小学2年生たちは,
土の中から顔をのぞかせるサツマイモ
に大はしゃぎ。
大喜びでイモをつかみ,バケツに入れてい
ました。
かなり大きめのイモも入っており,あちこちで
歓声が上がりました。
結局,一輪車に山盛りで2台分。大豊作。
最後はお決まりの「とったどー」です。
(右のカメラに目がいってますが)
収穫したサツマイモは,夕方,子どもたち
の家庭はもちろん,島民のみなさんにも
お裾分けしました。
土曜日,島民のほとんどが接岸港へ。
「トカラ列島島めぐりマラソン大会」でした。
フェリーのデッキには大勢のランナー。
約160名が島に上陸し,一時的に人口の
約3倍の人が島を熱く駆け抜けました。
全国各地からマラソン愛好家が参加。
応募しても必ず参加できるわけではない
(抽選)のため,レア度がますますアップし
ています。
下船するランナーも様々な人たちでした。
かぶり物をした人,水戸黄門や悪代官,
チョッパーや熊本の「くまもん」まで。
先導車として県警の白バイも降りました。
島で白バイを見たのは初めてです。
口之島から始まり,小宝島は6島目。
昨年は接岸条件が悪く,下船できなかった
ので,小宝島を走ったランナーはいません
でした。
分校からも2名の中学生が参加。
がんばって走っていました。
残った児童も「夢のかけはしトカラリレー」
に参加。島1周約3キロをみんなで走り,
たすきをつなぎました。
しばらくすると,ランナーが次々にゴールへ。
かなり暑かったので,汗びっしょりになって
戻ってきた人が目立ちました。
みなさん,おつかれさまでした。
来年もまた小宝島においでください。
今日は体験活動として,郷土料理づくりを
しました。
2名の島のオバアを講師に招いて,昔から
島で食べられている「ぶたみそ」を作りました。
まず,豚肉をサイコロ状に切っていきます。
はじめて生肉を切る子どもがほとんど。
なかなか切れず,かなり苦労していました。
次に,落花生をフライパンで煎る作業。
生(乾燥)の豆を加熱し,皮に少し焦げ目が
つく程度まで。グループのメンバーと交代で,
何回も混ぜました。
部屋じゅうが香ばしいにおいでいっぱい。
煎った豆は新聞紙の上に広げて冷まし,
手でもんで皮を剥がしました。
こちらでは,豚肉を炒める作業。
お肉の焼けるにおいが鼻の奥を刺激。
空腹状態ではもう。
このまま塩コショウをかけて食べたい~。
作業にはみんな積極的で,「次,やりたい」
と順番待ちになるほど。
それぞれのボウルに,ぶたみその材料が
そろいました。
実は,ぶたみその他にもう1品作りました。
それは「ニガナの和えもの」。
島の海岸などに生えている野草を使います。
葉をかむと苦みがありますが,島では昔から
魚の煮付けなどのときに使っています。
まず,細かく切って下ごしらえをしました。
そして,いよいよ本命のぶたみそ。
大きな器に材料を入れ,かきまぜました。
かなりの量になっており,手袋をして手で
豪快に。
砂糖などを加え,時々味見をして理想の味に
近づけていきます。
途中,特製の粉?などを加えて調整。
ついに「ぶたみそ」と「ニガナの和え物」が
完成し,ランチルームで試食しました。
うーん,うまい。 たまりません。
みんな「おかわり」をするので,
「給食は食べきれる?大丈夫?」と心配に
なりました。島のオバアから教わった島の料理。
子どもたちも生き生きしていました。
指導して下さったAさん,Sさん,本当に
ありがとうございました。
宝島-小宝島のインターネット環境に不具合が生じ,
しばらくの間,ブログの更新等ができずにいました。
今日のフェリーで,はるばる鹿児島市から
分校に訪問者がありました。
南日本新聞社のKさん。
本業の新聞記者の仕事に加え,学校や家庭での教育
に新聞がもっと利用されるようにと,県内各地を回って
講演をしておられます。(NIEという言葉があります)
前半は児童生徒を対象に,新聞社の中の
様子や新聞がどうやって作られ配達される
かなど,映像を交えての説明がありました。
新聞の読み方や利用の仕方についても
詳しくて分かりやすい話をしていただき
ました。
分校の児童生徒会で発行している学校新聞
レッド・スタンド・ロックについてもアドバイスを
いただきました。
後半は先生や保護者向けの講演でした。
ちょっと専門的なことも教えてもらいました。
これからもっと新聞の活用をしていきたいです。
南日本新聞社のKさん,ありがとうござい
ました。
3日(水)の6校時,小学3~6年生のクラブ活動がありました。実は,先週の水曜日に予定していたクラブ活動「島探険」でしたが,授業開始とともに雨が降り始め,結局いくことができず・・・・
今週は天気も良く,子どもたちの気分もウキウキ♪「さぁたくさん生き物見つけられるかな!?」
子どもたちはカニや魚,貝などあっという間にたくさん見つけられました。
約15分程で今日の目的地「大淵」に到着。
波がなければ,プールのようになっている綺麗なところなのですが,この日は少し波がありました。岩場はでこぼこしているので慎重に歩きますが,波がのぼってくるので早歩きでいかないとぬれてしまいます。
辺りを少し散策したところ,近くに大きな穴をみつけました。
「お風呂みたいだね~」といいながら,何人入れるか試してみました。
5人入ってもまだまだ余裕のようです。まるで秘密基地を見つけたような喜びようでした。
海が綺麗で魚もたくさんいる大淵。
でも水温がだいぶ低くなっているので,泳ぐのはつらいかもしれませんね。
「来年の夏,泳いでみたい」と感想に書いている子もいました。
他にも小宝島のいいスポットがたくさんあるかもしれません。いろいろ探してみたいと思います。