今日は体験活動として,郷土料理づくりを
しました。
2名の島のオバアを講師に招いて,昔から
島で食べられている「ぶたみそ」を作りました。
まず,豚肉をサイコロ状に切っていきます。
はじめて生肉を切る子どもがほとんど。
なかなか切れず,かなり苦労していました。
次に,落花生をフライパンで煎る作業。
生(乾燥)の豆を加熱し,皮に少し焦げ目が
つく程度まで。グループのメンバーと交代で,
何回も混ぜました。
部屋じゅうが香ばしいにおいでいっぱい。
煎った豆は新聞紙の上に広げて冷まし,
手でもんで皮を剥がしました。
こちらでは,豚肉を炒める作業。
お肉の焼けるにおいが鼻の奥を刺激。
空腹状態ではもう。
このまま塩コショウをかけて食べたい~。
作業にはみんな積極的で,「次,やりたい」
と順番待ちになるほど。
それぞれのボウルに,ぶたみその材料が
そろいました。
実は,ぶたみその他にもう1品作りました。
それは「ニガナの和えもの」。
島の海岸などに生えている野草を使います。
葉をかむと苦みがありますが,島では昔から
魚の煮付けなどのときに使っています。
まず,細かく切って下ごしらえをしました。
そして,いよいよ本命のぶたみそ。
大きな器に材料を入れ,かきまぜました。
かなりの量になっており,手袋をして手で
豪快に。
砂糖などを加え,時々味見をして理想の味に
近づけていきます。
途中,特製の粉?などを加えて調整。
ついに「ぶたみそ」と「ニガナの和え物」が
完成し,ランチルームで試食しました。
うーん,うまい。 たまりません。
みんな「おかわり」をするので,
「給食は食べきれる?大丈夫?」と心配に
なりました。島のオバアから教わった島の料理。
子どもたちも生き生きしていました。
指導して下さったAさん,Sさん,本当に
ありがとうございました。