25日(火),鹿児島教育事務所と十島村教育委員会合同の「計画学校訪問」が行われました。これは3年に1回行われます。
今回訪問してくださったのは,鹿児島教育事務所4名(所長を含む),十島村教育委員会2名(教育長を含む)の計6名で,前日深夜に鹿児島港を出港してから12時間20分の長旅でした。
各先生方は疲れも見せず,すぐに学校長の学校経営の説明を聴き,質問やご指導をしてくださいました。
その後は,給食です。分校ではいつも出来たての給食をランチルームで,全児童生徒・職員で食べています。座席はいつもくじ引きで決めています。今回も6名+校長先生分のくじを追加して座席を決め,みんなで美味しくいただきました。メインメニューはハヤシライスでしたが,K先生はお代わりをしてくださいました。
給食後は,施設参観を通して気になる箇所を指摘していただいたり,表簿等の閲覧を通して不備がないことを確認していただきました。
清掃の様子も参観していただき,子どもたちはいつも通り一生懸命な姿を見せてくれました。
5校時は授業参観でした。小3・4年生は道徳で「生命を大切にする心」について考えました(右写真)。学級のみんなで蝶を育てていた頃の映像も見せながら,それぞれの児童が深く考えている様子でした。
小5・6年生は,音楽。通常の場所が使えなかったので,中学校の教室を借りての授業でした。教材は「われは海の子」。担任が模造紙に丁寧に書いた楽譜を黒板に貼り付けて活用したり,声楽が専門のとおり素晴らしい歌声を披露してくださいました。
中1は国語で,「接続語や指示語」について学習しました。小学校で学習した「こそあど言葉」以外にもたくさんあることを学びました。担当の先生が例をたくさん示してくださったので,とても分かりやすい授業でした。
中3は理科で,途中タマネギをミキサーにかける音が・・・。なんと,タマネギの細胞からDNAを取り出す実験です。生徒もとても意欲的に取り組み,参観されていた先生方も身を乗り出して観察されていました。
最後の全体会でも様々なご助言やご指導をしていただき,若い職員が多い分校職員にとって,とても充実した時間となりました。
今朝は,みんなで港でお見送りをしましたが,海上は時化・・・。今夜は,定刻より1時間40分遅れでの鹿児島港入港予定のようです。各先生方が船酔いをされていないことを願っております。お世話になりました。