22日(火)の全校朝会でのこと。3つのことを考えてみました。
1つ目は,「今,車椅子に乗った人から『トイレに行きたいのですが・・・。』と言われたらどうしますか?」,児童A:「手伝います」と即答。児童B:「体育館に案内します」。そうです。7月に完成した体育館には島唯一のバリアフリーに配慮した多目的トイレがあります。車椅子のままスロープを使って中に入れます!!
2つ目は,「今,もし目が見えなかったらどうでしょうか?」と。はじめに,立候補した二人は前に出て,目を閉じたまま立っています。他の人たちが,急に大きな声で「えー」とか「危ない」と言ったり,急に笑い出したりして,何が起こっているのか不安な気持ちを体験しました。
次に,全員が目を閉じ,教頭先生がおでこや頬に色のついたシールを貼りました。「顔の一部に触れるよ」と話はあったものの,どうなるのか何か不安です。
目を開けて,お互いの顔を見て,にっこり!!
3つ目は,「今度は耳が聞こえません。しゃべれません。途中面白かったら笑ってもいいですが,声を出してはいけません」という条件のもと,顔に貼ってあるシールと同じ色ごとにグループで集まることに・・・。言葉を使わないコミュニケーションの体験です。
目安時間は1分30秒でしたが,身振り手振りを交え,なんと43秒で見事にグループを作ることができました。ちなみに,今回は5人ずつの2グループを作りました(土曜日の駅伝のチームです)。
もし,声を出せて耳が聞こえたら,10秒もかからずにできるのに・・・。
分校では,視力が低下している児童生徒が増えています。「普段から目を大切にしていきましょう」と養護教諭からも話がありました。