2015年11月アーカイブ
11月17日(火)に今年度最後の研究授業が行われました。
U先生は小学1,2年生の生活科の授業を,Y先生は特別活動の授業を行いました。
U先生の授業では「身近なものでおもちゃを作ろう」ということで,
まずはU先生が身近なもので作った作品を見せてくれました。
完成度の高さにびっくりです。
小学1年生はどんぐりごまを,2年生はコトコトかめさんを作ることになり,
まずは材料を選びました。
材料選びから真剣な表情で考えています。
最後はみんなで完成したおもちゃを発表しました。
子どもたちで考え,自分の意見を伝えあうことで思考力や表現力を高める授業でした。
Y先生の授業では歯や歯肉の状態を確認し,正しいはみがきの仕方を教わりました。
「自分の歯や歯肉の状態はどうかなー。」と鏡を使い,友達と比べながら確認しています。
歯の病気についてもICT機器を使い,歯肉炎の進行の様子を分かりやすく説明してくれました。
給食後のはみがきでは,いつもより丁寧にはみがきをしていました。
お二人の先生方,本当にお疲れ様でした。
小宝島にも少しずつ秋の風を感じるようになってきました。
子どもたちは,12月に行われる持久走大会に向けて毎朝校舎,体育館の周りを走っています。
朝,職員室にいると,
「先生ー,ハブがいました。」
と子どもたちが週に3,4回は報告にきてくれます。
その時には,今シーズンから導入した教頭先生お手製のハブ取り棒を持って出動します。
写真は,ハブを捕まえる瞬間です。
どこにいるか分かりますか?
大人の目ではほとんど分からないハブを,子どもたちはいとも簡単に見つけます。
ちょっと分かりにくいです。木の枝とほとんど見分けがつきません。
見事に捕獲成功です。
今シーズンのハブは,昨シーズンに比べて大きく,凶暴です。
トカラハブは,小宝島と宝島にしか生息していない貴重な生き物です。
島においでの際には,木の上や茂みにはくれぐれも御注意ください。
11月14日(土)は,十島村のビッグイベントの一つ「列島島めぐりマラソン」が行われました。
分校の児童生徒は,この日,小宝島のマラソンコースをリレーしながら参加者と一緒に走ります。
分校からも中学生一人が列島マラソンに参加しました。
地元入りした際には,多くの声援を受けていました。
Kくん,よくがんばりました。
また,分校児童生徒のリレーマラソンも無事にゴールすることができました。
この後,列島マラソン参加者は,宝島へ向かいました。
そして,次の日の早朝。
宝島で一晩過ごしたマラソン参加者が鹿児島に向かいます。
そこで,小宝島港に接岸するときに,再度お見送りをしました。
運動会で取り組んだ『ソーラン節』と小宝島伝統の『小宝魂』
この日はうねりがあり,船も大きく揺れていましたが,参加者から多くの拍手をいただきました。
マラソン参加者のみなさん。
本当にありがとうございました。
来年,小宝島で再会できることを楽しみにしています。
11月11日(水)に火災避難訓練が行われました。
今回は、火災避難訓練。
まずは,全員で係の先生から話を聞きました。
鹿児島県内の火事の状況や,火や煙の怖さなどについて説明してもらいました。
ちなみに,煙は1秒間に横に1m,縦に3m進むそうです。
次に,教室から校庭へ避難を行いました。
全員が校庭に避難するまで54秒。
低学年の児童も口を覆って,避難することができました。
この日は,小宝島消防団の方々に来ていただきました。
中学生は,実際に消火器を使ってみました。
消防団の方々の指導のもと,しっかりと消火することができました。
ありがとうございました。
これから暖房器具を使用する機会が増える季節に入ります。
まずは,火災が起こらないように一人一人がしっかりと気を付けていきましょう。
11月5日(木)に小宝島分校文化祭が行われました。
分校の文化祭は,児童生徒だけでなく,島民の方々も多く出演します。
運動会が終わり,ほっとしたのもつかの間,10月は島のあちらこちらで文化祭の練習が行われ
ていました。
それでは,それぞの演目の様子を写真で紹介します。
まずは,小中合同の合唱・合奏
きれいな歌声が体育館に響き渡りました。
続いて,『幼児の発表』
かわいい動きに自然とみんなが笑顔に。
やはり子は宝ですね。
続いて,小学生による英語劇『大きなかぶ』
元気な動きと英語の発音がとてもすばらしいでした。
続いて,中学生の発表『Let's enjoy science』
中学生の難しい理科を分かりやすく説明してくれました。
続いては,少し休憩。
体育館後方には,島民の皆さまからのおいしそうな差し入れがあります。
どれもおいしそ~。
また,展示作品も児童生徒だけでなく,島民の方々からの出展も。
そして,文化祭後半へ。
後半の始まりは,婦人部の発表『気にしない』
おそらく,出演団体で一番練習したと思われます。
カラフルな衣装に身を包んで,華麗なダンスを踊っていました。
続いては,『紙芝居』
いきいき教室で,みんなで色ぬりした紙芝居です。
心にスッと入るとても味のあるお二人の朗読でした。
続いては,ネブリ―倶楽部による『安来節』
太鼓の音と演者の動きがぴったりとマッチしていました。
続いては,『トカラ観音主』
文化祭の前に鹿児島市で行われた,国民文化祭にも出演されたそうです。
この他にも,職員発表や小中合同の発表もありました。
最後に,小宝島分校文化祭を参観された,十島村教育長から児童生徒や島民のみなさんに
温かいおことばをいただきました。
多くの方々の御協力により,すばらしい文化祭となりました。
本当にありがとうございました。
10月17日(土)に子ども会活動を行いました。
今回の活動は,接岸港の壁画の色塗りです。
1学期に予定していましたが,天候や港の状況が悪く実施できませんでした。
しかし,担当してくださった保護者の方による準備のお陰で,無事に国民文化祭に間に
合うことができました。
港には前もって,自分の形をふちどりした下がきが描いてあります。
それを,子どもたちは着色していきました。
自分の好きな色を着色していきます。
時間が経つにつれて,少しずつ完成に近づいてきました。
青空に白い壁と色とりどりの絵がとても映えます。
活動も終盤へ,最後の仕上げに入っていきます。
みんな黙々と取り組んでいました。
そして,いよいよ完成です。
小宝島の未来を背負った子どもたちの絵が港に彩りを加えます。
活動に取り組んだ子どもたち,本当にお疲れ様でした。
そして,担当してくださった保護者の皆様,準備等ありがとうございました。
みんなの協力ですばらしい壁画が完成しました。
そして,気付けば夕方。
小宝島では,すばらしい壁画と夕日を見ることができます。
10月10日(土)に読書会が行われました。
10月に入って,だいぶ秋らしくなってきた小宝島。
『読書の秋』ということで,この日はたくさんの本に親しむ場面がありました。
まずは,児童生徒一人一人による『おすすめの本紹介』
13名の児童生徒が,おすすめの本の紹介をしていきました。
下の写真は休み時間。
進行の先生が,「気になった本を友だちに見せてもらってください。」
と言ったところ,みんな寄り添いながら本に夢中に。
やっぱり子どもたちは本が好きなんだなと改めて実感。
その後は,中学生自作の紙芝居に
保護者による紙芝居
先生による読み聞かせ
など盛りだくさんの読書会でした。
参加していただいた島民の方々,ありがとうございました。
『本は心の栄養』
秋の夜長は,ゲーム時間を短くして本のページを開いてみましょう。
10月3日(土)に十島ファミリー劇場が行われました。
今年度は,鹿児島大学演劇部「テアトル火山団」
体育館は暗幕を閉め,スポットライトをセッティングして準備万端。
当日は子どもたちの他に島民の方も鑑賞に来ていただき,今か今かと待ち望んでいました。
演目は,「伝説の勇者の作り方」
ゲームの主人公である勇者が活躍すると思いきや,勇者と戦うべき様々な敵キャラの様子を描いた物語です。
普段全く考えたこともない敵キャラの苦悩や葛藤が描かれており,ゲーム好きな子どもたちは息をのみながら物語を楽しんでいました。
また,文化祭を控えた子どもたちにとっても,劇団のみなさんの練習を重ねた演技はとてもいいお手本となったと思います。
最後にみんなで記念撮影。
「テアトル火山団」のみなさん,本当にありがとうございました。
また,機会があれば演劇でも観光でも小宝島にいらしてください。
引き続き,運動会の午後について紹介していきます。
まずは,なわない競争。
作った縄の長さを競います。
島民の方々に教えていただきながら,
児童生徒全員が一生懸命縄を編んでいました。
次に,紅白対抗綱引き。
高学年~中学生のたくましい背中,それに続こうと頑張る低学年。
自分の団のために力いっぱい頑張っている姿がとても印象的でした。
そして午後のメインは,毎年恒例の一輪車演技,「ザ・一輪車2015」。
体育の授業や放課後を使ってたくさん練習しました。
個人で考えた技,2人で行う技,上級生による大技,いろいろな技に挑戦しました。
練習の成果を十分に発揮し,すばらしい演技を見せてくれました。
そして,小宝島リレー。
児童生徒,教職員,島民の方々を3チームに分け,競い合いました。
児童生徒はもちろん,大人も本気で走り,熱い戦いとなりました。
最後は,フォークダンス。
生徒だけではなく,教職員や島民の方々も参加し,みんなで踊りました。
全ての競技が終わり,閉会式。
今年の優勝はどちらの組かとドキドキしながら迎えた結果発表。
今年の優勝は,白組でした。
うれしそうにしている白組,悔しそうにしている赤組それぞれでしたが,
児童生徒全員がとても輝いていました。
児童生徒,教職員,そして島民の方々全員で作り上げた運動会。
全員が輝く素晴らしい運動会になったと思います。
たくさんのご協力ご声援,ありがとうございました。
9月27日(日)に小宝島分校の秋季大運動会が行われました。
前日まで,台風接近のため天気が心配されました。
しかし,当日は太陽のひかりがさんさんと降り注ぐ絶好の運動会日和となりました。
前日は強風のため立てることができなかった緑門を当日の早朝に島民のみなさんと協力しながら立てました。
鹿児島本土では杉で作りますが,この島ではソテツです。
青空にソテツの緑がきれいに映えます。
また,この日のためにたくさんの祝詞をいただきました。
分校の児童生徒はたくさんの方々の思いに支えられているなと改めて実感しました。
この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
いよいよ選手入場です。
そろった列がとてもきれいです。
また,この日は宝島の本校から校長先生もいらっしゃいました。
開会式の後は応援合戦です。
今年の全体の応援団長は6年生のRくん。
とても気合いが入っています。
そして午前の競技へ。
やはりメインは,ソーラン節。
体育や放課後の時間を使って練習してきました。
初めての1年生もしっかりと踊ることができました。
そして,紅白対抗リレー。
13名の児童生徒が2つに分かれて,競い合います。
高学年~中学生の迫力のある走りに,低学年の一生懸命なバトンパス。
練習のときより,レベルアップしていました。
そして午前の最後は,恒例の柳沼杯。
今年の1位は10点をたたき出した校長先生。
この後,楽しいお弁当タイムへ。
続きは運動会 ~午後版~へ・・・。