5・6校時に中学生が,郷土料理作りを行いました。
総合的な学習の時間や家庭科の時間を使って献立を調べたり,
講師のKさんにアドバイスをいただいたりしながら,本日の実習を迎えました。
メニューは,「田芋の味噌煮」,「ニガウリの甘辛炒め」,「ふくれ菓子」の3品です。
学年別に担当を分けて調理しました。
実習に入る前に4校時の家庭科の時間を使って「田芋」の皮をむいて,
1時間ほど湯がきました。
「田芋」は,小宝島では収穫できないので,中之島から送っていただきました。
実習に入る前に,講師のKさんから調理の順番や
留意点をアドバイスしていただきました。
「田芋の味噌煮」と「ふくれ菓子」から作り始めました。
「田芋の味噌煮」では,田芋を湯がいた鍋に「島ザラメ」を入れ,ひと煮たちさせます。
味見をします。
程よい甘さのようです。
落とし蓋をして更にひと煮たちさせた後,「だし」を入れます。
先程とは違う甘さに変わりました。
仕上げに味噌を入れます。
しばらくするとおいしそうな「田芋の味噌煮」が完成しました。
「ふくれ菓子」は,ふるいにかけた薄力粉,強力粉と黒砂糖を混ぜ合わせます。
次に卵を入れます。
そして,牛乳を少しずつ加えながら,切るように混ぜます。
この作業が,ポイントのようです。
最後にハチミツを少し入れて,重曹を加えます。
蒸し器に流し込みます。
2・3回蒸し器をトントンとたたいて空気を抜きます。
25~30分程蒸すと・・・
おいしい「ふくれ菓子」の完成です。
想像以上に見事に膨らんでいたことにみんな感動していました。
最後の一品,「ニガウリの甘辛炒め」です。
ニガウリの下処理をします。
卵にくぐらせてから片栗粉を付けて軽く揚げます。
揚げたてのニガウリをKさんが作ったタレに絡めて完成です。
お楽しみの試食です。
どの料理も上手にできていました。
一人一人感想を発表した後,講師のKさんから講評をしていただきました。
次に何をするのかを考えながら作業を進めることの大切さを教わりました。
8日(土)に行った「島豆腐作り」や今回の「郷土料理作り」,
2学期に予定されている「淡水化の実験」や「ハブの観察」については
学習のまとめを文化祭で発表する予定です。
今回の調理実習を行うに当たり,様々な方に協力していただきました。
本当にありがとうございました。
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