10月3日(火)5・6時間目にオンラインによる思春期教室が実施されました。前半は「メディアによる睡眠への影響」や「人間関係」についての話を十島村役場の染先生にしていただきました。後半は「妊娠のしくみ」について学んだあと「妊婦体験」や「赤ちゃんのお世話体験」を行いました。「妊婦体験」では生徒は大きいお腹に苦労しながら歩いたり,モノを取り出すという動作をしました。妊娠することの大変さや助け合うことの大切さを学びました。
また「赤ちゃんのお世話体験」では生徒一人一人,赤ちゃん人形と向き合い,抱っこしたり,オムツをかえたり,産着を着せるといったお世話をしました。「意外と重い!」や「怖い」などいろいろな声が聞こえてきました。オムツ替えや産着の交換では悪戦苦闘していました。最初,赤ちゃん人形を荒々しく抱いていた生徒も次第に大切に,大切に扱っていたことが印象的でした。生徒の中には,このような体験を妹や親戚のこどもにした生徒もいたようですが,難しかったという感想を発表する生徒もいました。今回の学びから,命の貴さやいたわり,ともに助け合いながら子育てすることの大切さを学んだのではないかと思います。また,これからの自分と家族との関わりについて考える良い機会になりました。