19日(火)の夜に3度放送のチャイム音が流れました。
昔,島津藩が奄美大島を征伐しようとする(黒砂糖を藩の財源にする)とき水案内人として島の人たちを何人か連れっていったそうです。その時全島の水案内人は口之島に集まり,島津藩の船に乗り込みました。
ところが奄美大島で薩摩藩は残虐極まりなく振る舞い,口封じをしたそうです。そして誰一人帰ってくることはなかったそうです。それから,今でも東の浜から亡くなった方々の魂が帰ってくると言われています。その魂を迎え入れる祭り(7日祭り)でたいそうな料理を用意しているそうです。
先日3度放送の音が流れたのは,1つ目の22時に流れたのは,1番鉄砲(昔は火縄銃)22時半は2番鉄砲,23時には3番鉄砲といった意味が込められていたそうです。昔は,3番鉄砲が鳴ったら全ての電気を消し,霊が帰るのを静かに見送っていたそうです。
写真のサトウキビは杖代わりとしてあるそうです。テゴはあの世に持って帰る手土産です。各家々で料理を祭り霊をもてなしています。