3泊4日の職場体験学習が終わりました。
中之島中学校の4人は,幼稚園,自転車店,洋菓子店で職場体験をしました。
「泣いている園児にどう対応したらいいか」「作業が難しく,なかなかうまくいかなかった」「あいさつを元気よくできなかった」など,初日はそれぞれで悩みもあったようです。
2日目,3日目と体験する中で,指導して下さる担当の方にアドバイスをいただいたり,同じ職場で体験学習をする仲間と親しくなったりして,自分でしようと思ったことを実行できるようになっていきました。
解団式では,体験学習をふり返って,自分の思いを述べました。
「年齢が低いクラスでの体験だったため,言葉が伝わりにくく,最初は戸惑ったのですが,先生方が丁寧にサポートをして下さったので,すぐに慣れることができました。わたしは,将来保育士になりたいと思っているので,今回学んだコミュニケーションや,相手と対等に接するように心掛けることを,これからの生活に活かしていきたいと思います。」
「2日目,3日目になると緊張もほぐれてきて,元気なあいさつができるようになりました。僕が,この職場体験学習を通して感じたことは,自分の作ったものが,お客さんの口に入るという仕事なので,みんな真剣に取り組んでいるということです。僕も,どんなことにも真剣に取り組んでいこうと思います。」
「最終日には,中古車のパーツの交換をしました。失敗もありましたが,3人で協力して完成させることができました。僕は,この職場体験学習で,物を作ることの楽しさを知ることができました。島に帰っても,パンクした自転車があったら,少しでも直せるようにしたいです。」
「この3日間で一番難しかったことは,タイヤの交換でした。力が弱くて,なかなかうまくいきませんでした。3回しましたが,3回とも自分だけではできず,手伝ってもらってやっとできました。店員さんは,全てのタイヤの交換作業を数分で行っていたので,すごいなと思いました。僕も,作業をてきぱきとできるようにしたいと思います。」
自分の将来について,働くということについて,深く学ぶことのできた3日間になりました。