6月以来久しぶりの親子読書会が開かれました。季節はすっかり秋,読書にぴったりの時期になってきましたね。
久しぶりに集まった皆さん,読み聞かせを楽しみにしながら,畳に座りました。御覧下さい,こんなに賑やかです!
まずはお母さんによる「せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?」という絵本の読み聞かせです。日本では,抜けた乳歯は屋根の上や軒下に投げることが多いですが,世界の国々では色々な方法でおまじないをしているそうです。抜けた歯でアクセサリーを作ったり,枕の下に押し込んでおいたり......それぞれにどんな意味があるのかも詳しく紹介してくれる本でした。
次に,5年生と2年生の兄弟が,「わんぱくだんのどろんこおうこく」という絵本を読んでくれました。兄弟で読む箇所を分担して,練習してきたようです。どろだらけになってしまった仲良し三人組が,ある王国をピンチから救うため,勇気ある行動を見せるというストーリーでした。仲良し三人組の中の一人と同じ名前をもつ人が,小学生の中にいました。少し照れくさそうでしたが,笑顔でお話を聞いていました。
最後に,お父さん,お母さん,中学生のお兄さんも加わって,親子5人で「ももたろう」鹿児島弁バージョンを読み聞かせしてくれました。中之島の子どもたちの多くは,鹿児島弁を使うことはあまりありません。家族の中で,「ラーフルって何かわかる?」という話題が出たことや,文化祭で鹿児島弁を使った劇を見たことをきっかけに,今回の読み聞かせのテーマを決めたそうです。
読み聞かせの後は,各自で思い思いの本を手にとって楽しんでいました。
好きな本をじっくり読んだり......
どんなお話,そしてどんなサンタクロースに出会えるのでしょうか。