2021年9月アーカイブ

　体育大会が近づいてきました。今年の体育大会では新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、声での応援をしないようにお願いする予定です。しかし、「それではさびしい」と小学生が応援グッズを手作りしました。ペットボトルに色をぬり、絵を描き、中に大豆を入れて作りました。自分たちの分だけでなく、中学生の分や島民の分も作りました。真剣に競技し、真剣に応援し、記憶に残る体育大会にしてほしいです。

　諏訪之瀬島小・中学校には児童生徒会がありますが、先日、会長を選ぶ選挙が行われました。今年の立候補者は２名、それぞれが自分の考えを演説しました。投票をするのは、小５・６年生と中学生、小１～４年生は立会人として投票に不正がないかを見守りました。どちらが生徒会長になるのでしょうか？。結果がとても楽しみです。

　栄養教諭の大村先生による「食に関する指導」がありました。残念ながら、来島しての授業はかなわなかったのですが、ＴＶ会議システムを活用してそれぞれの学年の家庭科の勉強や給食での課題に合わせて、授業が行われました。子どもたちの真剣な表情、ピシッと上がった手、自分たちの生活を考えながら悩む姿、とても良い勉強になったようでした。諏訪之瀬島小・中学校の子どもたちは給食は毎日完食です。これからもおいしく給食を食べ、どんどん成長してほしいと思います。

今日は、ALTのテイラー先生とのお別れでした。２年間諏訪之瀬島で英語を教えてくれていたテイラー先生ですが、とうとうアメリカに帰る事になりました。子どもたちも職員もテイラー先生が大好きで、お別れになるのがさみしくて仕方がありません。最後の最後まで見送りをするために、全員で港に行ってきました。一人ずつ２ショットを撮り、握手をし、テイラー先生が船に乗ってからは見えなくなるまで手を振りました。アメリカに帰っても元気に過ごしてほしいと思います。

　御岳の噴火で降り積もった灰の除去作業を行い、校庭の土が見えました。灰色一色だった校庭に土色が見え、「これが校庭か～」と本来の姿をやっと見る事ができました。５ｃｍ以上削り、やっと見えた土色は、私が赴任してから初の校庭の姿です。９月末には体育大会があり、これから練習も始まります。体育も、遊びも、きれいになった校庭で思う存分運動してほしいと思います。

　１日、諏訪之瀬島小・中学校では始業式と表彰式が行われ２学期が始まりました。始業式では、代表の児童生徒が夏休みの思い出と２学期の目標を発表してくれました。海に行ったり、宿題をしたり、それぞれが楽しい夏休み、勉強した夏休みになったようです。２学期も学校教育目標にある「みがく」を大切にしながら、元気いっぱいで過ごしてもらいたいと思います。