命について考える

公益財団法人どうぶつ基金の「いのちの授業」がありました。どうぶつ基金の方々は,平島で増え続けているねこの不妊去勢手術を行うために,全国各地から獣医さんやボランティアの方が来島していました。その取り組みの一環で,今回「いのちの授業」を受けました。子どもたちが事前に考えていた質問に,どうぶつ基金の方や獣医さんが丁寧に答えながら,実際にねこに麻酔をかける様子や手術の様子を見せてもらいました。子どもたちは,真剣な眼差しで観察したり目を背けたりするなど,子どもたちの心境は複雑な思いになっていたのではないかと感じました。最後には,無事に手術を終えて元気になったねこを生活していた場所に戻す体験もしました。一つ一つが貴重な体験で,多くのことを考えることができた「いのちの授業」でした。道徳科の授業(内容項目:生命の尊さ・自然愛護)の視点でも,多くのことを考えることができます。例えば,「不妊去勢手術は,ねこにとって不幸ではないか」「動物の生まれもった体に傷をつけるのはかわいそう」などについてです。今回の「いのちの授業」では,人間と動物が共存していくために大切なことは何か,一人一人が考え深めることができました。

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この記事について

このページは、平島小中学校が2022年1月24日 17:14に書いた記事です。

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