6月10日(金)の朝の時間に小中別朝会がありました。基本的に,毎月第2週の金曜日の朝は小学校と中学校に分かれて朝の会を実施しています。
小学校では,養護の先生が子どもたちに話をしました。養護の先生は,アニメが大好き!その中でも,高校バレーボールを題材にしたアニメの話を踏まえて,子どもたちへの思いを話しました。一人ひとりがバレーボールに情熱を注ぎ,努力するよさや大切さ,仲間やチームを信じ切磋琢磨しながら練習や試合に臨む姿の美しさを感じ取ることができるそのアニメ。養護の先生は,子どもたちに「勝負事には,どうしても勝ちと負けがある。しかし,どちらも目標に向かっていく中で努力を積み重ねていることは同じ。勝ちが良くて負けが悪いわけではなく,その過程が大切です」と話していました。また,「みんなの頑張る姿をそばで見て,支えながら応援している」と話していました。子どもたちのことを,みんなが見守り応援しています。結果だけにこだわるのではなく,今頑張っている一つ一つを大切にしながら,自分自身の目標や学級の目標に向かって歩み進めてほしいと思います。
中学校では,中学校2・3年生の担任の先生が子どもたちに話をしました。今月の中学校での朝会のテーマは「チームワーク」と「コミュニケーション」でした。中学生全員が1つずつピンポン玉を持ち,まるい円になります,「せーのっ!」とタイミングを合わせて隣の人にワンバウンドさせながらパスを出します。全員が落とさずにピンポン玉をキャッチできれば成功です。ルールだけ伝えて取り組み始めると,どこからか「投げ始める合図は何にしようか?」,「ここは床が少し跳ねにくいから少しそっちに円をずらそう。」,「どんなパスだと捕りやすい?」などとコミュニケーションをとりはじめます。1回目の挑戦では成功しませんでしたが,2回目,3回目とコミュニケーションをとりながら改善を図り,見事5回目で成功しました。今年度の本校の中学生たちも良い『チームワーク』をもっているようです。これからが楽しみです。