6月4日(土)~10日(金)は,「歯と口の健康週間」です。9日(木)の5時間目に,養護の先生が小学生に正しい歯みがきの仕方の指導を行いました。はじめに,日本医師会の「よ坊さんとまなぼう」を視聴した後に,「正しい歯みがきの仕方はどのようにすればいいのだろう」とめあてを立てて学習を進めました。まず,歯はすべて同じ形をしているのではなく,場所によって形が異なることを知りました。また,歯の場所によってはみがくのが難しいということも分かりました。それを踏まえて,それぞれの歯の正しいみがき方のポイントを教わりました。それは,「歯ブラシの毛先をきちんと立てる」「軽い力でみがく」「歯ブラシを小刻みに動かす」「奥歯の裏側は,歯ブラシを斜めに入れて上下に動かす」「歯ブラシのかかと部分を歯に当てて上下に動かす」です。ポイントを教わった後は,実際に歯ブラシを使いながら,歯みがきする場所やポイントについておさえました。実際にやってみると,子どもたちは,「丁寧にみがくと3分は短い」「歯ブラシの持ち方が難しい」等とつぶやいていました。
これまでの歯みがきの仕方について振り返って見ると,子どもたちは「3分間歯みがきをする」ことは意識して取り組んでいました。しかし,それぞれの歯に応じてみがき方を変えたり正しい歯みがきのポイントを生かしたみがき方をしたりすることは十分にできていませんでした。 歯を失う原因のほとんどがむし歯と歯周病だと言われています。永久歯は生え変わることがない一度きりの歯です。今回,養護の先生から貴重なことを学ぶことができました。今回学んだことを常に意識し,自分の歯を大切に守り続けてほしいと思います。