7日(金)の生活科・総合的な学習の時間で,本校の伝統行事である島豆腐づくりを行いました。この日は,屋外で実施する予定でしたが,雨が心配されたため急遽屋内で実施しました。
島豆腐は平島の伝統料理で,長年の経験と知恵,豆腐づくりにかかわる人々のくらしについて教わりたいと考えて,島民の方々にも協力をいただきながら,子どもたちと一緒に活動に取り組みました。子どもたちは,島豆腐づくりに向けて実施した事前学習の内容を基にし,各班で協力しながらミキサーで大豆をすりつぶしたり,すりつぶした大豆を絞ったりしました。また,島民の方々の貴重なアドバイスを真剣に聞きながら,「美味しい島豆腐ができますように!」と願いを込めながらみんなで作りました。
出来上がった島豆腐は,持ち帰り用とお礼用,試食用に切り分けて,みんなで試食しました。「自分たちで作った島豆腐は美味しい!」「普段食べている豆腐よりも弾力がある!」「海水が入っているから塩味がして何もつけなくても美味しい!」と話していました。
大変お忙しい中,島民の方々の御協力のおかげで美味しい島豆腐ができました。島民の方々と関わりながら,充実した活動ができる環境に改めてありがたさを実感しました。今回の体験で学んだことを,これからの学習に生かしていきたいと思います。長年受け継がれている島豆腐づくりを体験でき,大変有意義な時間となりました。