授業の様子の最近の記事
16日に,「受験生の集い」が行われました。今回も前回同様,十島村に在籍する全ての中学3年生と平島の2年生で行いました。主な内容は,「進路決定に向けてどのような取組をしたのか」についての意見交換と「面接試験に向けた基礎・基本の実技を含む学習」でした。進路を決めていく真っ只中にいる中学3年生の生の声を聴くことができたのは,3年生にとっても2年生にとっても貴重な時間だったのではないでしょうか。また,面接練習をスタートした時の生徒の緊張感にあふれた姿は今回の大きな収穫の1つです。実際にやらなければ分からない緊張感や難しさを味わうことが面接試験対策のスタートでは必須事項です。さらに,面接で必ず問われるであろう,「あなたはなぜ,本校を受験しようと思ったのですか?」や「あなたが中学校生活で最も努力してきたことは何ですか?」などの質問に対して,自分を見つめることは今の生活をより充実させていくためのヒントにもなります。12月には,次の受験生の集いが行われます。次も楽しみです。
7日(金)の生活科・総合的な学習の時間で,本校の伝統行事である島豆腐づくりを行いました。この日は,屋外で実施する予定でしたが,雨が心配されたため急遽屋内で実施しました。
島豆腐は平島の伝統料理で,長年の経験と知恵,豆腐づくりにかかわる人々のくらしについて教わりたいと考えて,島民の方々にも協力をいただきながら,子どもたちと一緒に活動に取り組みました。子どもたちは,島豆腐づくりに向けて実施した事前学習の内容を基にし,各班で協力しながらミキサーで大豆をすりつぶしたり,すりつぶした大豆を絞ったりしました。また,島民の方々の貴重なアドバイスを真剣に聞きながら,「美味しい島豆腐ができますように!」と願いを込めながらみんなで作りました。
出来上がった島豆腐は,持ち帰り用とお礼用,試食用に切り分けて,みんなで試食しました。「自分たちで作った島豆腐は美味しい!」「普段食べている豆腐よりも弾力がある!」「海水が入っているから塩味がして何もつけなくても美味しい!」と話していました。
大変お忙しい中,島民の方々の御協力のおかげで美味しい島豆腐ができました。島民の方々と関わりながら,充実した活動ができる環境に改めてありがたさを実感しました。今回の体験で学んだことを,これからの学習に生かしていきたいと思います。長年受け継がれている島豆腐づくりを体験でき,大変有意義な時間となりました。
10月10日(月)の「目の愛護デー」に先立ち,小学校では,6日(木)のタイラっ子タイムに養護の先生と一緒に「目を大切にするにはどうすればいいのか」について学習しました。はじめに,1分間鉛筆を見続ける活動を行いました。すると,子どもたちは「疲れたー」「周りがぼやけて見えます」と,ものを見続けると目が疲れてしまうことが分かりました。次に,テレビやタブレット・ゲーム機の画面を見る時には,どのくらい距離をとる必要があるのか考えました。普段どのくらいの距離で見ているか子どもたちに問うと,集中していくにつれて近い距離で見てしまうと話していました。そこで,養護の先生から,目を大切にするために,主に3つのポイントを教わりました。1つ目は,「テレビを見る時は2m離れること,タブレット・ゲーム機の画面を見る時は30cm離れること」が必要であると教わりました。2つ目は,「30分間画面を見たときには,20秒以上遠くを見ることも大切」と教わりました。3つ目は,「腰骨を立てて姿勢を正して見ることで,距離をとることができる」と教わりました。
日常生活の中で,テレビを見たり本を読んだり,パソコンをしたりゲームをしたりなど,ものを見続ける時は多くあります。今回学んだことを意識して,子どもたちの目を大切にするために,学校でも目とものとの距離が保たれているか見届けながら指導をしていきたいと思います。
10月4日3時間目に、全校児童生徒を対象とした防災教室が行われました。今回は十島村役場や名瀬測候所から講師の方をお招きし、津波が起きた時に取るべき行動について学びました。東日本大震災での釜石市の避難事例と体験談、太平洋沖地震・南海トラフ地震が起きた際の津波予測シミュレートなど、具体的な映像を見せていただき、児童・生徒も真剣に話を聞いていました。災害に関する適切な知識・意識づけと共に、校内や通学路での危険予測、避難訓練などを重ねることで、防災・減災教育を積み重ねていきたいと思います。日ごろから防災意識をもつこと、また、過去の災害の記憶を風化させず語り継ぐことの大切さを改めて感じました。
30日(金)の朝の時間にスピーチ朝会がありました。スピーチでは,中学生が運動会の振り返りについて話をしました。運動会を通して感じた,団長の行動力の凄さやみんなで一致団結することの大切さについて,自分の思いを言葉に込めて堂々と話しました。心の花の活動では,中学生の対象者に,一人一人からその人のよさや認める言葉をかけていました。「英語ができるのですごいと思います!」「授業と休み時間のメリハリをつけられるのでいいと思います!」等と伝えていました。
その人のよさに気づいたり知ったりするためには,相手のことをよく観察したり関わりをもたなければ気づくことはできません。人には,その人にしかないよさや魅力が必ずあります。よさや認める言葉かけを自然とできる人になってほしいと願いながら,今後もみんなで心の花を咲かせる活動に取り組んで参ります。
27日(火)の5・6校時に,10月1日(土)・2日(日)に開催される「トカラ列島島めぐりマラソン大会」に向けて試走を行いました。
「トカラ列島島めぐりマラソン大会」は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止が続いていましたが,今年は3年ぶりに開催されるということで準備を進めています。子どもたちは,平島のコースを分担しながら10人全員で襷をつなぎながら走ります。襷は,口之島から宝島まで受け継がれます。一人一人が楽しみながら走り,次の走者につないでほしいと思います。試走に向けて,島民の方々に御配慮いただきました。本当にありがとうございました。本番,みんなで「トカラ列島島めぐりマラソン大会」を盛り上げたいと思います。
先週末の天気予報では,今週は台風や熱帯低気圧の影響で悪天候が続く予報でしたが,天気に恵まれて運動会練習も順調に屋外で実施することができています。
14日(水)に運動会予行がありました。子どもたち一人一人の頑張りが運動会本番で発揮することができるように,入場行進や開閉会式の確認をしたり競技の流れや応援団の入退場の確認などをしたりしました。
子どもたちは,暑い中でも真剣な表情で一生懸命頑張る姿が多く見られました。できなかったことができるようになったり細部まで完成度を高めたりしている姿を見ると,各団で一致団結しながら練習に励んでいるということが表れていました。
第63回となる本校の秋季大運動会は17日(土)を予定しています。台風の影響が心配されますが,子どもたち一人一人が主役となる運動会が無事に開催されることを願いながら,本番まで全員で協力し合いながら準備を進めて参ります。
9月2日(金)に行われた第1回運動会練習の日から1週間が経ちました。この1週間で子どもたちの表情がずいぶんと真剣な表情へと変わってきました。授業で行う運動会練習では,細かい姿勢や全体での動き方等,多くのことを確認します。子どもたちは,1つずつ1つずつ吸収しながら,スローガンにもあるように『一致団結』した姿を見せ始めました。
また,この1週間で特に印象に残る子どもたちの姿は,昼休みや放課後の姿です。団長を中心に応援団の練習を自主的に計画して,練習を重ねています。団でまとまることの難しさを感じながらも,試行錯誤してどうにか前に進もうとする様子を見ていると頼もしさを感じるとともに,きっと子どもたちの成長につながる時間だと確信しています。運動会まで,残り約1週間。児童生徒・職員一丸となって進んで参りたいと思います。
先週末から今週はじめにかけて台風11号が接近しましたが,大きな被害もなく普段通りの学校生活を過ごしています。9月6日(火)から,運動場を使った運動会練習が始まりました。この日は,行進の仕方や自分たちの立ち位置の確認,開閉会式の流れの確認等を主に行いました。子どもたちは,1つ1つの動きをしっかりと確認したり集中しながら練習に取り組んだりしていました。
毎回の練習に目標をもちながら取り組み,自分のもっている力を発揮することで自信をもって本番を迎えることができると同時に,自分自身の成長にも繋がります。子どもたち一人一人が主役となれる運動会になるように,みんなで一致団結して練習に励んでいきたいと思います。