地域行事の最近の記事

みんなで繋ぐトカラ列島島めぐりマラソン大会

10月1日(土)は,トカラ列島島めぐりマラソン大会が開催されました。当日は,たくさんの参加者の方々が平島を訪れました。また,口之島→中之島→諏訪之瀬島と繋がれてきた襷も一緒に平島にやってきました。子どもたちはその襷をひとり,ひとりと大切に繋ぎ,港のゴール地点まで戻ってきました。子どもたちが繋いだ襷は,悪石島→小宝島→宝島と繋がれます。走り終えた子どもたちは,参加されている方々の応援をしました。参加者の中には,仮装をされている方もいるなど子どもたちも応援を楽しんでいました。

そして,翌日の2日(日)には,7島を巡った襷が乗った船を見送りに行きました。太鼓の演奏で元気いっぱい見送ることができました。「平マン」も登場して参加者の方々からたくさんの温かいお声かけをいただきました。全島を巡った襷の存在は,十島村の団結力を感じさせました。十島村にある学校のひとつひとつは小さな学校ですが,今後もたくさんの交流を通じて一丸となって十島村を盛り上げていけたらいいなと思います。

PTA奉仕作業を行いました

9月10日(土)に運動会の会場整備のため,健康広場の奉仕作業を行いました。平島では,島民の方にも協力していただき行っています。コロナ禍だったため,今年は3年ぶりの奉仕作業でした。この日は通船があったにもかかわらず,通船終了後たくさんの島民の方々が協力してくださいました。そのおかげで,健康広場は見違えるほどきれいになりました。伸びきった竹や木々等もを伐採していただき,3年ぶりに健康広場から海を眺めることができ,感動しました。この整ったグラウンドで,17日(土)は児童生徒全員で島民の方々に感動を与えられるようにしていきます。島民の皆様,ご協力ありがとうございました。

福徳神がやってきた!

1月26日(火)は、平島で古くから伝わる伝統行事「カセダウチ」が行われました。カセダウチは「福徳神(フットコジン)」と呼ばれる神様が各家庭をまわり島民の無病息災を願う行事です。 

この行事の見所は、道を通る福徳神に子どもたちが水をかける場面です。子どもたちは、それぞれがバケツや桶を持ち、通りかかる福徳神にいきおいよく水をかけます。水をかけられた福徳神は、猛スピードで子どもたちを追いかけ、顔に墨を塗ります。水掛は島の五穀豊穣を、墨を塗るのは子どもが1年間健康で暮らせる事を祈るおまじないだそうです。

今年の開催はどうなるのだろうかと心配されていましたが、島民の方のご尽力もあり、新型コロナウイルスへの対応も図りながら、無事に開催することができました。当日、参加していた子どもたちは、福徳神を見つけると様々な道具を使って水かけを行ったり、しっかりと顔に墨も塗って貰ったりとても楽しそうな様子でした。

平島の古くからの伝統を感じ、島の良さを知ることができるとてもよい機会となりました。

 

 

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